癌治療に入れ墨が弊害になるか?
山本KIDさん 胃癌で逝去
Web集客クリエーターの櫻井知哉です。
ニュースでも報道されています、格闘家の山本KIDさんが胃癌のため逝去されました。格闘技ファンの筆者は非常にショックを受けています。格闘技界を牽引されてきた1人だったので、多くの方が驚きと悲しみを受けていますね。
それと共に以前は軽い感じのタトゥーが徐々に増え、和彫りの本格的な入れ墨になっていました。
近年では、タトゥーや入れ墨の各種規制などあり、癌に関わらず病気の際の検査でも弊害になると聞きました。
今回、友人の医師に聞いた話を記載したいと思います。
癌治療に入れ墨が弊害になるのか?
入れ墨(タトゥー)はMRI検査ができない
タトゥーインクは主に「液体」「担体」「顔料」の3つで構成されているそうです。
そして、その顔料は、主に鉱物から作られる天然無機顔料や、有機化合物から作られる有機顔料、またプラスチック顔料など、それぞれのインクによって含まれる顔料は様々なんだそうです。
和彫りで使われる黒色の墨は必ず固形墨を擦って作られており、この固形墨は煤(すす)を固めたもの。
入れ墨のインクには、磁性体が配合されているケースがあり、MRI検査による磁力の影響で火傷をしたり、変色する恐れがあるために医療機関では、MRI検査を断ることが多い。
入れ墨やタトゥーは癌になるか?
入れ墨、タトゥーを入れることで癌を発症するリスクはあるのか、尋ねました。
肝臓を患うケースが多く、肝炎、肝硬変、肝癌へと進行する症例が多いそうです。
おしゃれ、ファッションなどで入れる若者が多いですが、非常にリスクの高い行為だと認識する必要があるようですね。プールや温泉などでも入場できない話しは良く聞きます。
入れ墨を消すのも大変
若気のいたりなどで後から後悔する人も多いのですが、莫大な費用がかかります。大きさによりますが、レーザー治療で安くても10万円。ただし、完全な皮膚の再生は不可能のようです。
価値観にもよるが
タトゥーや入れ墨は、人それぞれの価値観による違いがありますが、健康を考えた場合、安易に入れない方が得策と言えます。病になぅた時の治療へのへ弊害もあるようです。
現在、癌治療以外でもMRI検査は行われます。そしてMRIで詳細な結果が解るケースも多々あり、その検査が行えないのは病の発見が遅れるということに繋がります。
保険金も下りないケースがあるそうです。
それだけ病になりやすいからなんでしょうか。
統計的に病気になる確率が高いから保険会社は敬遠するわけです。
保険会社は、なるべくなら保険金を払いたくないのが本音ですから。
基本的に入れ墨が入った状態で保険の加入はできないようです。
また、献血も一定期間できないそうで、献血する場合は検査が必要なんだとか。
山本KIDさんの癌になった原因などは、解りませんが治療の妨げになったのであれば、残念です。
心よりご冥福をお祈りいたします。
合掌