ドローンスクールの広告にだまされない4つのポイント

ドローンスクールの見分け方

ドローンスクールは乱立しており飽和状態です。その中でいかに自分のスクールに加入させるか、あの手この手のキャッチコピーで誘導しています。
ドローンスクールの広告にだまされないポイントを解説します。
これを読めば的確なスクール選びができるようになります。

ドローンパイロットが足りないは嘘!

よく見かけるコピーや記事タイトルです。
ニュースで取り上げられているように輸送などの実証実験。
たしかにドローン産業は今後ますます脚光を浴び伸びていくことになるでしょう。

ドローンパイロット、ドローン操縦者を募集している求人を見たことありますか?

求人がないわけではありませんが、ほとんどありません。
人材が不足しているのであれば求人サイトなどに掲載されているはずです。
ドローンを飛ばすことはむずかしいことではありません。最近のドローンはGPS機能が搭載され、その高度でホバーリングします。人気のあるDJI製のドローンであれば微動だにせずホバーリングします。風速5mでもその場で留まる優れものです。

つまり練習すれば誰でも飛行させ撮影できる。

あえて求人募集しなくても社内の誰かに練習させればいいだけです。
テレビ局でも撮影部署のスタッフに練習させていると聞きます。
撮影を主眼とする空撮機は撮影知識のある人間にドローンの練習をさせる。
ドローンの飛行ができる人に撮影知識を教える。

言うまでもなく前者です。

ドローンで仕事を取りたいならFPVドローン、マイクロドローンと呼ばれるゴーグル内部の映像を見ながら操作するドローンを練習したほうがいいです。
なぜなら、簡単には飛ばせない、アマチュア無線4級以上の国家資格が必要、さらに業務で飛行させるためには業務用無線の3級以上が必要なります。
普段練習に訪れているスポーツグランドARAKAWAを運営するDronemoviez(ドローンムービーズ)でFPVレーシングチームに所属するパイロットから習うことができます。
勿論、空撮機のスクールも低料金で学ぶことができまます。

ドローン飛行に免許?免許などありません

一番多いキャッチコピーです。
国土交通省認定免許?
まずドローンを飛行させるための免許などありません。

一体どういうことなのか?
一定の要件を満たせば国土交通省のサイトに掲載してもらえます。
これをもって高度交通省認定免許とか国家公認などとアピールします。
現在、ドローンの免許制度の導入が検討されています。
今年度の12月あたりからではないかと憶測されているのが現状。

どこの団体のスクール講習を受けていても免許制度が導入されたら再度、検定などを受けるようになるかと思います。スクールの相場は25万~35万ぐらいですから大型自動車免許が取得できるほどです。仕事と考えるなら大型免許を取得して運送業界に入ったほうが稼げるし仕事あります。

先を見据えるなら基本的な操縦を覚え、練習し、免許制度に備える。
これが賢い選択です。日頃お世話になっているスポーツグランドARAKAWAの人がよく言うのがドローンは飛ばした分だけうまくなる

ドローンムービーズ(スポーツグランドARAKAWA運営)では基本練習を2時間で取得できる初心者コースを機体のレンタル込みで18,000円(税込)で受講できます

免許をとればどこでも飛ばせるは嘘!

免許?説明したように免許ありません。
どこでも飛ばせません。

ドローンは無人航空機と呼ばれ、航空法や関連法令の規制を受けます。
また墜落事故などから行政が規制をかけているので公園なども飛行できません。
では飛ばす術はないのでしょうか。結論から言えば飛ばせます。

住宅密集地や空港付近などは規制を受けていますが国土交通省の許可条件に当てはまる申請をおこない申請が通れば飛行許可がおります。許可条件をクリアするために10時間の飛行練習、国土交通省が定める練習メニューをクリアする。スクールでは、この練習メニューを踏襲するカリキュラムを組んでいます。東京近郊であればスポーツグランドARAKAWAをスクール開催場所とするドローンムービーズでは3日間講習で150,000円(税込)というリーズナブルな料金で学べます。

都内のスクールの大半は室内、倉庫などで開催しています。
都内では野外での飛行ができません。

ドローンは、どこで飛ばしますか?
圧倒的に野外と答えが返ってきます。
スポーツグランドARAKAWAさんの方に聞くと。。。
室内で講習を受けた大半の人が怖くて広い場所では飛ばしにくい。そして風が怖く、高度も上げられないというそうです。室内が悪いとは言いませんが自然環境の中で飛行練習するのがベストです。仕事にいたいと考えるならなおさらです。

起業して稼げる?厳しいです

これまた、良く謳われる文言です。ドローンで企業、独立。
もちろん起業はできます。起業するのと稼ぐのは別の話。

ドローンで撮影します。このような人は山ほどいます。
先に書きましたがドローンを飛ばして撮影、誰でもできます。
社屋を撮影、動画ならテクニックが必要ですが静止画であれば、誤解を恐れずに言えば本当に誰でも撮影できてしまうのです。

CMでもよく見る「ココナラ」、キーワードをドローンで検索。
ドローンで撮影しますは、400件以上の登録者。
そして受注している平均金額は、10,000円~15,000円。
それ以上の金額の人は受注なし。
これが現実です。
「ミツモア」も同様です。

ひとえにドローンスクールの煽り広告が招いた結果です。
ドローンを生業にはできますがハードルは高くスキルが要求されます。

この4つのポイントを考えてスクール選びをしてください。

基本操作を習う。 練習する。 スキルをあげる。
稼げるようになるにはこの道が必須だと考えます。
くれぐれも騙されないように。